【体験レポ】釜山大学語学堂での3ヶ月の留学生活を終えて

カエリタコ

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現在、筆者は韓国のとある四年制大学に通っていますが、それよりも前に釜山大学の語学堂に通ったことがあります。この記事は語学堂生活の一学期目を終えた時に書いたものです。


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3ヶ月間(1学期間)の釜山大学の語学堂に留学してみて実際にどんな感じだったのか書きました。
(あれもこれも書いたら長くなってしまいました)

語学堂の留学手続きは全て自分で行いました。
準備については別記事で書きましたのでそちらもご参考ください。
>>関連記事:【準備】釜山留学を決めてから出発当日までにしたこと

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釜山大学語学堂3ヶ月間を終えて実体験レポ

釜山大学語学堂の教科書

語学堂1級の教科書 
▲1級(いちばん下の級)の教科書です。タイトルは「親切な韓国語」。
教科書は級ごとに分けられており、すべて「釜山大学出版部」から出版されています。
データCD付き(本文・聞き取りの全パート収録)。
オーディオCDではなくデータCDだったので、ディスクの読み込み可能なパソコンが必要でした。
親切な先生だとデータをUSBでくれたりしました。

釜山大学語学堂の教科書カナダから 
▲1級は、日本語でいう「あいう」にあたる「가나다(カナダ)」からやりました。
一冊に全20課が収録され、
1課ごとに「本文」「演習」「聞き取り」「書き取り」の構成となっています。
学期の前半で10課まで進み中間テスト、
学期の後半で残りの10課まで進み期末テストを行います。

釜山大学語学堂の教科書の厚さ 
▲教科書の上に乗っているのはiPhone5s。結構分厚いです。

釜山大学ではこの教科書以外に、授業毎にプリントが配られます。
プリントは補助教材として、各課の書き取りの練習や単語クイズがあります。

授業時間

9:00~12:50。90分1コマとして、間に30分の休憩があります。
基本の授業は午前中のみですが、午後に補講クラスもオプションで受けられます。

授業の内容

釜山大学語学堂の教科書本文 
教科書に沿って、2日で1課のペースで進んでいきます。
教科書の「本文」→「演習」→「聞き取り」→「書き取り」という構成で進んでいきます。
週3のペースで聞き取り小テストがありました。
 

釜山大 語学堂の担当の先生について

1クラスに2人体制で、メインとサブで分担されています。
メインの先生:月・水(2コマ目のみ)・木・金を担当
サブの先生:火・水(1コマ目のみ)を担当
(クラスによって曜日の違いはありますが比率は同じのようです)
 
二人の先生なので、教え方に違いがあります。
筆者はメインの先生と相性が良くてすんなり理解できました。
サブの先生は”教科書通り”を重んじる方で正直ちょっとわかりにくかったです。。
先生は良し悪しや相性があるのでこればかりは運ですね。。

クラスの出身国の割合

語学堂の教室 
日本:1人(自分)、メキシコ:1人、台湾:1人、中国:8人
合計:12人

その他の学生の出身国は、 ベトナム、ロシア、インドネシア、ウズベキスタン、メキシコ、アメリカ、フランスなど。
日本人の多くは大学生で、3~4級に在籍していました。
社会人で仕事で来ている方や、韓国人と婚約をされていて韓国語を学びに来ている方もみめました。

割合から見てもわかるとおり、とにかく中国人学生が多いです。
学校全体でみても70~80%くらいを占めています。
特に級があがるほど中国人と日本人しかいません。
韓国留学に来たのに、中国人の友達ばかり増える…ということが語学堂ではありがちです。
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語学留学前にこのことはしっかり把握しておかないと、
「韓国へ来たのに中国語ばっかり聞くんだけど!」と失望してしまいます。(気持ちはわかります…)
【韓国留学】留学中に現地の人と知り合うにはどうすればいいのか」という記事も書いたので是非参考にしてみてください。

金曜文化活動(学外活動)

語学堂では、韓国の文化体験の一環として授業以外のイベントがありました。
釜山大学語学堂では「金曜文化活動」という名称で、全員参加(一日)のものと、希望者だけ参加するもの(金曜の午後)の2種類があります。

全員参加で行った&体験したところ(無料):
慶州(博物館見学、慶州ワールド)、テコンドー体験。
慶州ワールドでの思い出 
▲慶州ワールドにてクラスのみんなと。

希望者参加(有料もあり):プチ釜山観光、水族館、新世界百貨店など
金曜文化活動(学外活動)日程表
▲予定表が教室の後ろに張り出されます。
時期に合わせた文化体験や遠足(小旅行?)が用意されています。 



午後の補習授業(有料)

午後の補習授業は、1級の補講クラスや、中級スピーキングクラスなどがあります。
希望者が4、5人以上集まれば開講されるものでした。
筆者は1級の補講クラスを受け、各1時間・全6回で30,000ウォン前後でした。

言語交換プログラム(トウミ・チューター制度)

トウミ制度とは…学校側が現地の韓国人学生一人を紹介してくれる制度です。
釜山大の語学堂では、外国語を勉強or興味がある釜山大生を紹介してくれます。
人数に限りがあり、申込者が多い場合は抽選となったり、韓国人1人に対して外国人複数人、ということもあります。
▼実際にトウミに参加してみた感想
IMG_0909.jpg 
筆者は日本語を専攻している学生さんとお友達になりました。
基本は週1回、学校の教室やカフェなどで会い、おしゃべり。
トウミ相手は日本語ペラペラ、筆者は韓国語レベル1級だったので、殆ど日本語で韓国語を教えてもらっていましたw
トウミ相手とは、最初はお互いぎこちなかったものの、最終的には結構仲良くなりました。

午後の時間の使い方

語学堂は基本的に午前中の授業のみなので、午後はフリーです。
基本はその日の復習、翌日のマルハギテストの勉強をしていました。
語学堂の一部の教室が、土日も含め夜10時まで開放されているため、自習しやすい環境でした。
同じクラスの中国の友達と勉強したり、たまに違うクラスの子と新しく友達になったり。

授業の予習復習以外にしたことは…
  • トウミ活動
  • 大学の「外国語サークル」に参加
  • 友達とご飯食べに行ったり、、
とにかく社畜社会人時代より遥かに時間が余るので、何事も積極的に参加しました。
ヨガやジムに通う人もいました。

釜山大 語学堂の学生寮について


学生寮という名のワンルームアパートでした。
学校から歩いて5分圏内の位置に所在し、登下校は便利でした。
また、学生街であるため、コンビニや安い食堂も多く、不便なことはほとんどありませんでした。
語学堂の寮 

釜山大学 語学堂の良かったところと微妙だったところ

◎良かったところ

釜山大学 

①学校のブランド
「”釜山大学の”語学堂に通ってる」と言うと「あの釜山大学」という反応があったりします。
ほんとは大学じゃなくて語学堂のほうなんですけどね(;'∀')

②寮が便利
学校までは徒歩5分ほど、周りにはスーパーやコンビニが多くて便利でした。

△微妙だったところ

①1コマ90分なので、集中が切れる。
他の語学堂では50分授業を採用していたりします。
90分は結構長いので生徒の集中が切れて、スマホをいじりだす子たちも…。

②釜山の語学堂の中では学費が一番高い。
ソウルに比べれば安いほうではありますが、他の釜山の語学堂より高いです。

どの語学堂もそうだと思うけど・・・

先生の教え方の違いやわかりやすさの違いがあります。
また、学生の意欲もばらつきがあり、明確な意思がある学生はいいですが、やる気のない学生は「授業中に母国語を話す」「遅刻や欠席が多い」です。
クラスの出身国の割合にも書いた通り、中国からの学生がとても多く、中国語ばかり話されるとちょっとイラっとします。(-"-;)

語学堂3ヶ月で韓国語は上達度は?

本当にゼロからのスタートで、ハングル文字のカ・ナ・ダから始めました。
3ヶ月という短い期間だったのでペラペラに話せるようになる!ということはありません。
ただ、0→1なので、自分の成長を実感しやすかったです。
なので勉強するのがとても楽しかったです。
現地にいるので実践の場が多く、覚えては実践し失敗し、の繰り返しでした。

社会人だけど学校に馴染めたか?

これは無問題でした。むしろ現役学生より学校生活エンジョイした思いますw
コミュニケーションをする上では、年齢の差より言語の違いの方がよっぽど障壁になりました。



韓国語が全く話せなかったので、英語でコミュニケーションした3カ月間


上記の通り、韓国語は全くのゼロからでした。
また、他の国の学生も韓国語を勉強しに来ているため、下級クラスの場合、お互い韓国語を話せません。
ではどのように友達や先生とコミュニケーションするのかというと、英語です。

留学が始まったばかりの頃は、ひたすら英語でコミュニケーションしていました。
※英語話せるといっても、日常会話程度、中学英語です。
英語話せなかったら結構きつかったかも…(;'∀')

釜山で3ヶ月の留学を終えて


語学堂は韓国語を勉強するだけの場所じゃない!
韓国の文化や、他国の文化、考え方の違い…学ぶことはたくさんありました。
語学堂を複数経験することはなかなか無いので、どの学校が良いのかは正直わかりません。
どの語学堂に言っても「何に対しても積極的に参加する」ことが、留学成功のポイントではないかと思います。 

以上、可能な限り正直に、書きました。
これから釜山の語学堂へ留学を考えている方の参考になれば幸いです!


この記事を書いた人:カエリタコ
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